製造工程
丸善製麺工場の製造工程
手順1
厳選された小麦粉と冷水でよく練り素麺の生地をつくります。その日の気温や湿度を考え塩の濃度を微調整します。
手順2
生地をローラーで繰り返し圧縮し麺を鍛え強いコシをつくります。
手順3
最後に純正ゴマ油を表面につけます。ゴマ油は酸化しにくいので丸善の素麺は長期間保存しても油の酸化臭がでにくいのです。
手順4
素麺をより細くする作業です。
細い穴に麺を通して細くします。
手順5
さらに細い穴に麺を通して徐々に細くしていきます。
手順6
寒造り(冬場のみ製造)の極細素麺は密閉して一晩寝かせ熟成させます。
手順7
素麺により(捻じれ)をかけながら二本の棒に絡めます。
手順8
素麺は最初短く、固く伸びない状態なので木箱に入れ熟成させます。
手順9
少し伸びる状態になれば、最初の倍の長さに伸ばし、さらに木箱の中で熟成させます。
手順10
素麺を伸ばします。
手順11
素麺をはた(そうめん台)につけていきます。
手順12
素麺を天日乾燥しながら、箸分け作業をします。
手順13
素麺の天日乾燥。素麺は乾燥すると共に徐々に縮みます。素麺が切れないようにピンと張った素麺を緩めながら乾燥さします。また風向きにより乾燥の偏りがでないように、台の向きをこまめに回さなければなりません。
手順14
乾燥し終えた素麺を切り台に乗せ細断します。
完成
完成した寒造り素麺は50gに束ね箱詰め後、約半年倉庫で熟成しながら夏の出荷を待ちます。